てるみくらぶと車屋の経営の共通項
2017.03.31
あら~って感じですね
てるみくらぶ、えらいことになってますね。
粉飾決算で151億の負債って大変ですよ
だけど普通に考えると旅行会社って
倒産しにくいビジネスモデルなんですけどね
なんでかというと、旅行社ってお客さんから
注文いただいてそれからホテルや交通手段を手配
すればいいわけですから倒産ってしにくいはずなんですよ
つまり売ってから仕入れるビジネスモデルで
僕がやっているお探し専門店と同じモデルなんですね
一般論としてですけど倒産というのは理由は色々
あるにしても一般論として在庫を持っている
商売は倒産リスクは高くなるわけですね
そりゃそうですよ。常に売れ残る危険が高くなり
さらにその在庫に相場という変動要因が
含まれるともっと倒産リスクは高くなるわけですね
これが仕入れが500円とか1000円程度の
商品であれば、例えば食品なんかで腐ってしまうとか
賞味期限があるみたいな商品であっても
価格帯から見て倒産までは行きにくいんですけど
何十万、何百万となるとちょっと間違うとすぐに
商売がダメになりやすいんですね
で、今回てるみくらぶの倒産の理由として
安売りと広告費が原因みたいに言われていますけど
ちょっと正確な言い方ではないと思いますよ。
広告費っていうのは確かに高額になることが多い
わけですけど例えば10万使って11万稼げばいいだけで
端的な言い方をしたら10万と11万を交換しているような
もんなんですね。
じゃなにが原因かというとつまりは顧客獲得コストと言われる
経営の基本中の基本の計算をしていなかったために
獲得コストと広告費の帳尻が合わなかったという事なんですよ
普通、商売してたら広告を全く使わないで商売をするって
言うのはまず無理なわけでなんらかの広告媒体は必要に
なるんですね。
ただ問題は広告媒体の費用から見た顧客獲得コストの上限を
いくらに設定するか?という設定値がなかったんでしょうね
ひとつにはここでしょうね
あともう一点問題なのは安売りですよ。安売り。
これ車屋も結構平気でやるところ多いですけど
めっちゃやばいんですよ。
例えばですけど80万で仕入れて100万で売れば手元現金は20万
残りますよね。これを売れないからってイージーに10%引きを
やって90万で売るとしますよね
つまり手元現金は半分になるわけですよ。
で、古今東西、どんな商売であっても手元現金が従来の
半分になって成り立つ商売って絶対に有り得ないんですよ。
だから安売りは安易にやったらいけないわけなんですよ
だけど努力は嫌っていう人が安く見せかける商売を
やるわけですよ。信用を切り売りしてやるわけですよ。
今回てるみくらぶの記事読んだ時に、あちゃ~
顧客獲得コストの上限値の設定をしないまま、安易な安売りに
走る。こりゃ倒産するわって思ったんですけど
これ、実は車屋さんの中にもすご~く多いんですよ。
てるみくらぶを他山の石にするためにもこの2点
きちんと把握しないとヤバイですよ。
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