中古車販売店の利益率
2023.09.15
中古車販売店の利益率ですね。
一概に利益率と言っても売上高に対して、
売上総利益率、営業利益率、経常利益率、税引き後利益率などあると思いますが、
今回は売上総利益率について書いてみますね。
売上総利益率というのは売上があって、
売り上げたことによってかかった経費、要は原価を引いた金額。
粗利とも言いますよね。
要は粗利率のことです。
簡単に言うと、
100万円で車を仕入れて、
120万円で売ったら、
20万円の粗利。
120万円の売り上げに対して、
20万円の粗利なので、
売上総利益率は16.7%
みたいなことですね。
もちろん販売と整備でこの売上総利益率はかなり変わってきます。
しかも販売の中でも、
新車を数多く販売しているところは、
売上が大きくなる分、
粗利率は低くなる。
逆に低価格帯の中古品の場合は、
売上に対しての粗利率は高くなる。
他にも整備が外注だと一般的には低くなるし、
レンタカーやレッカーなどの部門はほぼ100%のような数字になると思います。
どのぐらいが一般的かというのは、
その会社の部門の力関係具合によってばらつきがかなりあると思います。
一般的には販売がメインで整備などは外注、
売上高に占める販売の割合ほぼ100%に近いような会社であれば、
売上総利益率は8%~20%くらいかと思いますし、
整備メインで販売はほとんどやっていないような会社は50%~70%くらいなのかなと思います。
輸入車メインの整備のところなんかは結構%は高くなったりもするでしょう。
どのくらいが正解で、
どのくらいだと駄目というわけではないですけど、
自社の売り上げ総利益率が販売部門で大体何%、
整備部門で何%
みたいなことは経営者ならもちろん把握してますよね?
一番問題なのはこういうことを分からずに、
なんとなくのどんぶり勘定でいることですよ。
『今年は去年より利益が出なかったな。』
と感想を言っているだけでなく、
何が悪くて利益が出ないのか考えますよね。
粗利率が下がっているのか、
そもそも商談数が減っているのか、
はたまた成約率が下がっているのか。
その辺の対策を立てるためにも、
なんで利益が下がったのか。
これ確実に把握していないと、
間違った対策をしてしまって、
毎年利益が下がっていくことになりますよ。
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