プレ値で儲かる新車、その先に失われる信頼|今、クルマ業界が考えるべきこと
2025.04.04
「儲かる新車」の裏側|中古車販売店が今こそ考えるべき“本当の仕事”とは?

最近、「どの新車が儲かるかな?」とか
「プレ値つく車種あるかな?」など、
人気の新型SUVやスポーツカー、一部の軽自動車まで、
需要過多で納期が長期化している中、
オークション市場では中古車が新車より高く売れる“プレ値”の状況が続いていますよね。
こうした現状の中で、
一部の中古車販売店が
「これは儲かる」
とばかりに、
本来ユーザーに届くべき新車を、
自分たちの利益のために買い、
オークションで転売するという行動が広がっているのは皆さんも知っていると思います。
◆そもそも中古車販売店の仕事とは?

仕事の内容よりも「儲けること」が仕事だ!
という方もいらっしゃるかもしれません。
「儲ける」
これは商売を行う上でとても大切なことです。
ただ、本来の自分たちの仕事を考える必要が僕はあると思うんです。
そもそも僕たちの仕事は、
”車を欲しいユーザーに最適な車を届けて、
車のある生活をサポートすること”
ではないでしょうか。
そして”お客様の生活をクルマを通じて豊なものにしていくこと”
その様に僕は自分たちの仕事を定義しています。
◆“儲かる新車”を買うことで誰が困るのか?

新車を業者が買って
「転売すること自体がビジネス」になってしまっていませんか?
このビジネスモデル、確かに短期的には利益が出ます。
しかし、その結果、本当に欲しい人にクルマが届かなくなっている現実を忘れてはいけません。
- ・家族のために新車を待っている人
- ・長年愛してきたモデルの最終型を手に入れたい人
- ・燃費や安全性能の改善を求めて買い替えを検討している人
こうした“実需のあるユーザー”が、
業者の買い占めにより手に入れられなくなっている現実。
これは、本来の「販売」のあり方として正しいのでしょうか?
◆新車の転売を業者が行うことで失われることとは?

よく
「売れれば正義」
「ビジネスだから仕方ない」
と言う声も聞きます。
しかし、先ほどお伝えしたように、
中古車販売という仕事は、
”車を欲しいユーザーに最適な車を届けて、
車のある生活をサポートすること”
を担っているはずです。
僕は新車の転売を業者が行うことで、
失われる二つのことを懸念しています。
それが
①業界への信頼が損なわれること
②スタッフのやる気が失われること
③一気にビジネスが崩れる可能性があること
順に解説していきますね。
①業界への信頼が損なわれること
一時的な利益を得るために、
本当に欲しいユーザーを犠牲にしてしまっては、
結果的に業界全体への信頼が損なわれることになります。
「最近のディーラーは全然車を売ってくれない」
「どうせ業者に流れてるんでしょ」
という声もSNSではよく見かけます。
こうした不信感は、長期的には中古車業界にとってもマイナスです。
②スタッフのやる気が失われること
これは利益のバランスの問題です。
自分たちが汗水流して稼いだ金額よりも、
社長が新車を横流ししていた金額の方が台当たりの粗利も多いこともあるでしょう。
それを知った社員はどう思うでしょうか?
「俺が頑張るよりも新車回してた方が儲かるなら、俺の働きってなんなんだろ。」
と、やる気をなくしてしまう原因になっているかもしれません。
③一気にビジネスが崩れる可能性があること
この新車を転売する行為は投資ではなくて、
自分たちの情報量やポジションを活用した投機行為ですよね。
例えばチケットの転売
これは2019年に【チケット不正転売禁止法】という制度が施行され、
チケットの転売は違法行為になりました。
これが車に適用されたらどうされますか?
新車の転売があなたの会社の収益の柱になっているとしたら、
一気に柱が崩れて傾いてしまいます。
大切なのはそれがストックビジネスになるのかどうか?
です。
長期的に見て資産になることに投資をすることを経営者なら考えるべきではないですか?
◆ユーザーとの“信頼関係”を築くチャンスでもある

だから、今こそ問いたいのです。
あなたの店の本当の仕事は何ですか?
- クルマを高く売ることですか?
- 利益を最大化することですか?
- それとも、本当に車を必要としている人に届けることですか?
答えはシンプルです。
「本当に欲しい人に、適正な価値でクルマを届けること」
この信頼があるからこそ、リピーターが生まれ、紹介が増え、ビジネスが長く続くのです。
一時のプレ値より、“信頼”という資産を積み上げていく方が、最終的な利益は大きくなります。
◆メーカーや販売会社の苦悩

もちろん、この問題は業者側だけの話ではありません。
メーカーやディーラーも頭を悩ませています。
- 転売を防ぐために誓約書を書かせる
- 一定期間の名義変更を禁止する
- ディーラーとの取引を停止するといった措置を取る
こうした対策を取っても、抜け道を探す業者は後を絶ちません。
これは業界全体で取り組むべき“構造的な問題”でもあると思います。
◆「儲かる新車」で得た利益より大切なもの
目の前の数十万円の利益よりも大切なのは、
お客様からの信頼と、長期的な事業の安定です。
- 「○○さんのお店なら安心して買える」
- 「紹介で来ました」
- 「次もここで買いたい」
こうした言葉こそが、私たちの商売にとって何よりの価値ではないでしょうか?
その信頼を失ってまで、“儲かる新車”に飛びつく必要が本当にあるのか、今一度、考えてみてほしいのです。
◆最後に:中古車業界の未来のために

中古車業界がこれからも社会に必要とされるためには、
「儲ける」ことと「信頼される」ことのバランスを見極めることが求められます。
業者が新車を転売することで得る一時的な利益は、
やがて業界全体への不信につながります。
しかし、「この店は信頼できる」という評価は、
時間をかけて築くことで、大きな価値を生みます。
私たちの本当の仕事は何なのか――
その原点に立ち返ることが、これからの時代に求められる経営姿勢だと私は思います。
✅まとめ
- 「儲かる新車」転売は一時的に利益が出るが、業界の信頼を損なうリスクがある。
- 本当に欲しいユーザーに届かない現実を見逃してはいけない。
- 長期的な信頼関係を築くことが、結果的にビジネスを持続させる鍵となる。
信頼を築く為にはどの様なことをしていかなければならないのか。
それは本質を理解して、
それをやり続けることです。
だから僕たち集客増強研究会のメンバーは、
着実に毎年収益を上げていけるのだと思います。
本質がなにか、
そしてその方法はなんなのか?
過去のブログを読んで、
学んでいただくか、
集客増強研究会に入会するか。
いずれにせよ学び続けることが大切だと思いますよ。
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