中古車販売店の倒産要件
2014.06.27
こんにちは、
中古車販売店の売り上げアップの組織
集客増強研究会の大平です。
今日のテーマ、超ネガティブですね。
中古車販売店の倒産要件
つまりどういう状態になったら倒産するか?ですね。
まあ色々な状態が考えられるわけですね。
現象としてはお金が足りないとか色々あるわけですが
それはあくまでも現象なんで本質論を書きましょう。
実話ですけど先日受けたある相談から僕が感じたことですね。
ある方から相談受けたわけですよ。
相談内容は要するに集研に入りたいけどお金がないって
言うんですよ。まあ集研なんて大した金額じゃないですから
よほど困っているんでしょうね。
で、お金がない理由は売れてないって事なんでしょうね。
で、その方がおっしゃるには新規で融資を申し込んである
らしいんですね。制度資金なのか、銀行のプロパーなのか
それは知りませんよ。とにかく融資を申し込んであるらしくて
それがもう少しで降りてきそうだってことなんです。
で、僕はふんふん、それはよかったですね。って
聞いてたわけですよ。
そしてその方がおっしゃるには融資が降りそうなんで
融資が降りてきてもう少し立て直して資金的余裕が
出来てきたら集研に入れて下さいって言うんですよ。
まあ、僕はこの段階で失礼にならないようにやんわりと
お断りしたんですけどね。
なぜってロジックとして破綻しているのがわかります?
仮に融資が降りてきますよね。でもそれって単純に
延命するだけで借金が増えるだけなんですよ。
根本的な解決にはなってないんですよ。
どうしてかって言うと今まで売れてないから資金が枯渇
したわけじゃないですか。
逆に言うと資金が枯渇した理由は売れてないからですよね。
売れてない理由が仕入れ資金が足りないとか運転資金の
不足によるものであれば融資で息、吹き返しますよ。
だけどこのケースではそうじゃないですよね。
融資が降りてくれば当面は経営の継続は可能ですけど
それで売れるようにはならないわけですよ。
単純に延命しただけなんですよ。
じゃあ何が必要かというとなんでもいいのできちんと
戦略を組んで今までと何かを変えないと売れるようには
ならないし、同じことをやっていたら再び資金が
枯渇するのは自明の理ですよね。
いや、集研に入りましょうって事じゃないですよ。
経営のやり方なんで数たくさんあるわけで
何をやってもいいわけですよ。
ただ重要な事は同じことをやっていたら同じ結果しか
出てこないわけですよね。
変化させることによってもしかしたらもっと悪くなる
可能性も捨てきれないですよ。
だけど同じことをやっていたら同じ道をたどることだけは
はっきりしているわけですから。
昔読んだ本田宗一郎さんの本におもしろい事が書いてありましたよ
まだ弱小だったホンダが当時の資本金だか売り上げだかの
数倍もするような機械をドイツから輸入するんですよ
ホンダは気が狂ったと言われたそうですよ。
その時、本田さんが考えたのは今、新しい機械を入れなければ
どっちみち外国の技術には勝てなくて倒産する
機械を買えば資金的に倒産する可能性が高い
どっちみち倒産ならこの機械が日本に残ればいいって
考えたそうですよ。
極めて理論的な考え方ですよね。その後この機械を元に
現在のホンダの隆盛の礎が築かれたわけですよね
話戻しますね
融資が降ります。もう少し経営が継続できます。
ここで真っ先にやらなければならないのは何でもいいので
今までと何かを変えなければならないわけですよ。
同じやり方をしていて資金的余裕が出てくるなんてことは
可能性として極めて低いわけですよ。
単純なロジックですけど極めて整合性の高いロジックなんですよ
今、あまり売れてないのならなんでもいいから何かを
変えていかなければならないんですよ
同じやり方をやっていて神風が吹くなんてことは
まずありえないわけですよ。
売れない、何か本を読む、セミナーに行ってみる
いい内容だけど明日からも同じことをやっている
重要な倒産要件ですよ。
同じ事をやっていて違う結果を求めるのは狂人だけだ。
アインシュタインですよ。
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