中古車販売 人口減少時代のビジネスモデル
2014.11.05
こんにちは、
中古車販売店の売り上げアップの組織
集客増強研究会の大平です
前回の記事、総額表示という記事の中で
人口減少時代ということに触れたら
結構、メール頂いたんで少しこの点に関して
書いてみますね。
ちょっと次の図、見て下さい
国勢調査による日本の総人口の推移グラフです。
これを見ると既に人口のピークを迎えて
下り坂に入ったのがわかりますよね
(日田市WEBサイトより)
次が日本人の平均年齢推移です。
1960年………28.5歳
・1970年………30.5歳
・1980年………33.5歳
・1990年………37.0歳
・2000年………41.5歳
・2005年………43.1歳
・2009年………44.3歳
・2020年………48.0歳(予測)
・2030年………51.2歳(予測)
データ出所、国立社会保障人口問題研究所
これらの2つのデータを見て僕が感じるのは
人口推移よりも平均年齢推移に怖さを感じるんですよ。
というのは人口というのはもちろん多いほうが
モノは売りやすいのは確かなんですけど
ただ単に多いということではなくて購買力が
伴わないと意味がないんですね。
例えば2020年、もうわずか6年先の近未来ですよ
この時に平均年齢は48歳となるわけです。
平均が48歳ですよ。当然平均なんで70歳も80歳も
含まれているわけですが70歳80歳という年齢であれば
失礼ですけど、車という商品に限って言えば
さほどの購買力は期待しにくいわけですね。
モーターリーゼーションが始まった1960年ごろに
比較すると実に20歳も平均年齢が上がってしまって
いるわけですよ。
もっと恐ろしいデータもありますよ
合計特殊出生率ですね。出典ウィキペディア
地方に住んでいる方だと実感していると思いますけど
ここ10年くらいで空き家とか空き土地、めっちゃ増えて
いますよね。
これは結局2組の夫婦がいて合計4人の子供がいて
全てが結婚して子供がまた2人づつ出来て
人口は維持されるわけですから今現在空き家が
増えているのはつまり余っているわけですね。
同じことが車にも言えるわけですよ
そういった時代において前回書いたような記事
のことやっていていいんでしょうか?
つまり完全に狩猟型マーケティングから農耕型マーケティングに
変わったわけで常に新規客を集めて売ることに
焦点を合わせた場合、顧客獲得コストの観点から
絶対に経営として合わないわけですよ。
それを無理やり帳尻合わせようとすると
前回の記事みたいなやり方になってしまうわけですね
中古車販売における人口減少時代のビジネスモデルと
いうのは狩猟型から農耕型への転換
これが最も大事であると僕は信じていますけどね。
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