10年後の中古車業界
2014.12.12
こんにちは、
中古車販売店の売り上げアップの組織
集客増強研究会の大平です
よく飲み会の席なんかで
「10年後のこの業界どうなるんですか?」
なんて聞かれるんですね。
で、答えとしては
「そんな難しい事わからないし
わかった所でどうしようもないから
今、目の前にあることを着々とやるしかないよ」
って言うんですね。
だけどよく聞かれる質問なんで度々書いていますけど
もう少し踏み込んで僕の考え方を説明しますね。
ただ僕の考えであって当たっているかはわからないですよ。
まずは下の図、見て下さい。
将来人口が減少することはご存じだと思うのですが
人口以上に気にしなくてはならないのは
車の場合、生産年齢人口という層なんですね。
#出典 総務省、国立社会保障 人口問題研究所より
この図で言うと15歳から59歳までの水色の部分ですね。
既に2015年がすぐそこですから2015年を基準に見てみます。
タイトルは10年後の中古車業界となっていますけど
データは10年刻みなので2030年、つまり15年後で
判断しましょうか。
このデータからわかるのは2015年の生産年齢人口は
68342千人、それが2013年には59498千人ですね
実に15年後には生産年齢人口は約20%減るわけです。
で、この生産年齢人口が減少するということは
どういう現象が起きるかというとまず間違いなく
地価が下がるんですよ。
なぜって土地や家がかなり余ってくるんですよ。
既に始まってますけど地方に住んでいる方は
わかりますよね?
今、地方では空き家や売り土地めっちゃ増えているでしょ
都市部でそれが起きるのは時間の問題なんですよ。
余談を挟むとだからこれから不動産は買ってはいけないんです
まあ居住用は仕方ないとしても投資感覚では買っては
いけないし、店舗用の土地も取得すべきではないと
僕は思いますよ。
極論すれば今、持っている土地は売って、どうせ安くなるんだから
安くなったら買い戻せばその分、利ザヤが稼げるわけですね。
余談でした。
地価が下がるということは経済全体に大きな影響があるんですね。
再びデフレスパイラルになるかどうかは僕のようなボンクラでは
わからないですけど、少なからず台あたり利益は圧縮されるのは
ほぼ間違いなくなってくるわけです。
だからたぶんというレベルですけど中古車販売店の店舗数は
生産年齢人口の減少分の20%+自主廃業分
自主廃業というのは儲からないから倒産ではないけど
止めるということですね。
そりゃそうですよ。だってリスク背負って商売やって
サラリーマンと対して収入変わらないんだったら
サラリーマンの方が安全ですからね。
少なからず何も手を打たなければ収入は減りますね。
これが僕の考えですね。経済って結局は人口で動くんですよ。
経済学の中にはコンドラチェフサイクルとか色々な学説は
ありますよ。だけど結局は人口だと僕は思うんですね。
例えば世界恐慌の引き金となった1929年のNY証券取引所の
大暴落、あれだって当時の株価の動きと人口動態の動きの
グラフ重ねるとぴったり合うんですよ。
結局はそういうことなんですね。
ただ僕たち商人は、それに対して手をこまねいていたら
いけないわけです。
その一つの方法が僕がいつも言う狩猟型経営から
農耕型経営への切り替えということなんですよ。
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実際に僕の所はそれで業績を伸ばしてきたし
集研に入会した会員さんはそれで今も伸ばしているわけですよ
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