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軽自動車新車月々1万円の考え方

2024.05.24

軽自動車新車月々1万円の考え方
こういった仕組、利用されるユーザーは
一定数はいらっしゃるでしょうね

支払いがいくらになるかではなく
月々が〇円なら払える払えないというような
携帯電話の購入と同じような感覚でしょうね

一定のニーズというか利用される方が
いらっしゃるのは事実です。

ただ自社で買っていただくためには
結局は広告量の勝負ということだと
思いますよ。

なぜって月々1万円ってたくさんの会社が
参入していてたくさんありますけど
本質は支払い方法の変更ということなので
差別化がしにくいわけですよね

そりゃ細かくみていけば7年後には
自分の車になるとか多少、差別化できている
会社もあるにはあります。

だけど結局は価格を前面に押し出して
価格面での優位性を打ち出すわけですが
価格以外の訴求というのはあまりないので
こういったケースで必ず出てくるのが
次のような方法ですね

それはあそこが月々1万円なら当社では
月々9800円とか月々9000円とかこういった
方向に走りやすいわけですよ

だけどよく考えてみて下さい
お客さんって価格だけで判断するユーザーも
いますけど価格だけで判断するユーザーって
意外と少ないと思うんですよ

それを車屋側が価格以外の判断基準を出さなければ
判断基準は価格以外にないから1万円とか9800円とか
になるわけですよ

またこの価格のみで、あるいは支払い方法のみで
購入に繋がったユーザーというのは次の乗り換えも
価格で判断するんで固定化が難しいんですよね

この固定化が難しいというのは人口減少時代においては
致命的と言ってもいいわけです。

月々1万円という商売に関して言うと
宣伝しなければお客さんは来ないし、広告量を増やせば
広告費倒れに終わりやすく、利益が出ないことも
ないのでしょうがなかなか難しいビジネスモデルだと
僕は考えています。

突き詰めれば差別化がやりにくいというのは
こういう事なんですね

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