中古車販売店が追うべきは「イマスグ客」ではなく「そのうち客」だった!潜在客戦略で地域一番店になる方法
2025.10.17
中古車販売店の集客で悩んでいる人が多いみたいですね。
現状多くの中古車販売店はカーセンサー、グーネットで集客してますよね。
でもそれだと
『他社よりも高いと問い合わせが来ない』
『あまり他店に置いていないような車を置くと遠方の人が買って”顧客”にならない』
『大手の価格には勝てない』
そんな風に思っているのではないですか?
今日のメルマガは革新的な話なので、
【これは正直、あまり伝えたくない話です】
中古車販売店が集客に苦戦する理由と、
その解決策をお伝えするので、
正直神回だと思います。
賢い人はこのメルマガでかなり利益体質が改善されると思いますよ。
中古車販売店が“ずっと苦しい”最大の理由。
それは、「イマスグ客」ばかりを追っているからです。
◆ 「イマスグ客」──今すぐ買いたい人たち
イマスグ客とは、今まさに車を探しているお客様。
カーセンサーで検索し、グーネットを見て、電話してくる。
誰が見ても“すぐ売れそうなお客様”ですよね。
だから多くの販売店は、イマスグ客の取り合いに血眼になります。
でもここで、あなたに質問です。
「今この瞬間、あなたの地域に“イマスグ客”はどのくらいいると思いますか?」
実は、全体の市場のうち── たったの3%。
つまり、残りの97%は“まだ買わないけど、いずれ買うお客様”=そのうち客なんです。
◆ イマスグ客に頼ると、ビジネスはどんどん苦しくなる
イマスグ客だけを追っていると、確かに今月の数字は動きます。
しかし、その裏で確実に起きているのが、価格競争と利益圧縮です。
なぜなら、イマスグ客は「比較」するからです。
「この店より3万円安い」
「ローン金利が低い」
「あっちのほうが新しいモデルがある」
つまり、イマスグ客を追えば追うほど、あなたの店は**「安さ」でしか選ばれない店**になっていくのです。
◆ そのうち客を育てる店が、最終的に“地域一番店”になる
では、どうすればいいか?
答えは明確です。
「そのうち客」を狙う。
そのうち客とは、
「そろそろ買い替えたいな」「次はSUVにしようかな」と、まだ検討初期の段階にいる人たち。
この人たちは、今は買わない。
でも、半年後、1年後には必ず誰かから買う。
だったらその「誰か」を、あなたの店にしてしまえばいい。
◆ そのうち客へのアプローチとは?
そのうち客を動かすには、**売るのではなく“関係を築く”**ことが重要です。
たとえば──
SNSで車選びのコツや維持費の話を発信する
LINEで定期的に「買い替えタイミング診断」などを配信する
無料の点検や相談会を開く
ここで目的は“売る”ことではなく、「信頼を積み上げる」こと。
イマスグ客が来店したとき、初めて出会う「新規」ではなく、
そのうち客が来店したとき、すでにあなたを「知っている」状態にしておく。
この差が、売上の安定とリピート率を劇的に変えるのです。
◆ 潜在客を育てる店は、“集客しなくても集まる”
1回の広告でイマスグ客を1人取るより、
そのうち客を10人フォローしておく方が、長期的には圧倒的にリターンが大きい。
なぜなら、潜在客を育てておけば、集客が「仕掛け」から「自然発生」に変わるからです。
あなたがSNSで発信すれば、「あの人、車に詳しいし誠実そう」とフォローされる。
あなたがDMを送れば、「そろそろ買い替えようと思ってた」と返事が来る。
“売り込まなくても選ばれる”──これが潜在客戦略の真価です。
◆ まとめ:今すぐ売るな。未来を育てよ。
多くの車屋は「今月の売上」を追いかけています。
でも、これからの時代に必要なのは、「半年後に来るお客様」を育てる力。
イマスグ客を追えば、利益は減る。
そのうち客を育てれば、信頼が積み上がる。
最初は地味に見えるかもしれません。
しかし、この戦略を3年続ければ、あなたの店は**“地域で選ばれる唯一の車屋”**になります。
あなたにとって、今日から始めるべき集客は「今月の数字」ではなく、「来年の信頼」です。
未来を見据える車屋だけが、これからの時代に“選ばれ続ける”。
その第一歩を、今、踏み出しましょう。
